【南会津・奥会津】
財団の成り立ち
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大内宿は昭和56年に、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に選定されて以来、多くの観光客が訪れる県内でも有数の観光地となりました。 この間、町並みの保存や茅葺職人の育成、茅の確保など、さまざまな取り組みをしてきました。 半農半宿の宿場町であった大内宿は、明治以降、農林業を中心に冬場は出稼ぎによって生活を支える雪深い集落でした。 重要伝統的建造物群保存地区の選定を機に、徐々に観光客が増え、生活の主体が農業から観光業へとシフトしてきました。 今では観光が生業となり、若者が定住し、子育てができる集落となっています。 一方、選定から長い期間経過する事で、観光資源である町並み保存や周辺の景観保存よりも、自分たちの生活が優先され、農業は廃れ耕作放棄地が増え、田畑の多くが「山に返る」という農地の森林化が進み、本来あるべき里山景観の姿を壊し、現在は獣害に悩まされています。 町では、そんな状況を踏まえ、平成29年度から二年間にわたり、地区内の建造物調査をはじめ、周辺の農地山林の景観保全やこれまでの保存の仕組みの検証、保存計画見直しに関する課題整理など、将来の大内宿のあるべき姿を見据え、大学教授スタッフによる調査を実施しました。 大内宿を訪れる多くの観光客の皆さんに満足してお帰りいただく為、皆さんから頂いた駐車場収入を有効活用し、周辺農地を含めた保存整備を効率的に進め、かつ透明性のある運営組織の必要性から「一般財団法人 大内宿保存整備財団」を令和2年4月に立ち上げました。 |
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・大内宿集落を保存活用するための調査・研究、指導、助成、援助に関する事業 ・大内宿集落の周辺地域の環境と景観を保全活用するための調査・研究、指導、助成、援助に関する事業 ・大内宿集落とその周辺地域を保存・保全するための保護思想の普及啓発、知識の向上に関する事業 ・伝統的行事・祭事を継承するための助成事業 ・茅葺職人の育成に対する助成事業 ・大内区内の空家対策事業 ・大内宿集落とその周辺地域の観光まちづくり活動に関する事業 ・その他この法人の目的を達成するために必要な事業 |
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電子公告について
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■定款について | |||||||||||||||||
・一般財団法人大内宿保存整備財団定款 PDF | |||||||||||||||||
■決算公告について | |||||||||||||||||
一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第128条に従い、貸借対照表を公告する | |||||||||||||||||
・令和6年3月期(令和5年度) 貸借対照表 ・令和5年3月期(令和4年度) 貸借対照表 ・令和4年3月期(令和3年度) 貸借対照表 ・令和3年3月期(令和2年度) 貸借対照表 |